『白帯通信』では、定期的に大会環境のレポートをお送りしていきます! 集計期間ごとに、全国で開催される公式大会・非公式大会の大会結果をもとに、どんなデッキが活躍していたのかレポートします。どんな風に環境が変わっていくのか、気になる方はぜひチェックしてくださいね!
vol.4から少しリニューアルしました!決勝トーナメント進出デッキランキングでは、決勝トーナメントが行われていない大会については、入賞したデッキを合わせて集計しています。また、集計結果に対して結果をどれくらい残したかがわかりやすいよう、グラフを作成しました。
決勝トーナメント 進出デッキ ランキング

今回の集計では、環境トップであったバヴサーガラの規制適用後の結果になっています。
結果を見てみると、今回も前回と変わらずバヴサーガラの決勝進出率が高かったようです。やはり大きな規制がなく、もともと安定感のあるデッキだったため、使い続ける方が多かったのでしょう。優勝した回数が他のデッキと比較しても高いことからも環境トップだったことが窺えます。
そして、2位に台頭してきたのは、多くの話題を巻き起こしたエレドグレーマでした。進出数こそ高いものの、優勝した回数で見ると低めの数字になっています。やはり安定感では他のデッキより少し劣るのかもしれません。
エレドグレーマはつい先日の制限改定によって、大幅な弱体化がされることになりました。良くも悪くも話題にはなりましたが、実は前回の集計ではあまり数はいなかったことから、今集計期間の約2か月の間にだけ環境トップにいたことになります。そう考えると少し寂しくも感じますね。
さて上位デッキの影響もあってか、3位以降のデッキ分布がガラッと入れ替わりました。登場したばかりのエスタシオンがそのままに環境入りし、ブラグドマイヤーが数を一気に伸ばしています。どちらのデッキも、進出数に比例して優勝回数を重ねていました。
そして今回急速に台頭してきたデッキがヴァージルアとリアノーンです。どちらも今後の動向が注目されているデッキとなっています。
優勝デッキ ランキング

トリオ戦のランキング1位はやはり、バヴサーガラでした。前回に続き決勝トーナメント進出率が高かったことを考えれば、当然の結果と言えるでしょう。2位以下のデッキを見ると、トーナメント進出率が高かったデッキたちが順当に結果を残しています。そんな中でオシャレ魔女ベリーはエスタシオンと同じ結果を残しており、オブリビオニスに至ってはランキング外からのランクインという驚きの結果となりました。
個人戦のランキング1位もバヴサーガラでした。その反面、トリオ戦で2位以下だったデッキたちは、個人戦ではほとんど結果を残せていないことがグラフを見ると分かります。ただ、グラフには記載できなかったものの、優勝回数1以下のデッキは多岐におよんでいました。
ミニコラム 『 ちょっと気になった統計あれこれ 』
トリオ戦で、大将・中堅・先鋒でどんなデッキが多かったの?
今回集計対象となった大会の中で、すべてのポジションで上位になった4つのデッキで統計をとってみました。

結果はこのようになりました。大将で最も多かったのはエレドグレーマでしたが、他の3つとの差はあまりありませんでした。中堅で最も多かったのはバヴサーガラで、他のデッキに比べ圧倒的でした。先鋒で最も多かったのはエレドグレーマでしたが、こちらも他のデッキと比べあまり差はなかったようです。
次の集計期間ではエレドグレーマが減少すると予想されますので、大将・先鋒の分布は変化するかもしれませんが、中堅は変わらずバヴサーガラが多い、という結果になるかもしれませんね。今後トリオ戦に挑まれる方は参考程度にどうぞ。
大会で国家別に人気の高かったデッキは何だろう?
集計対象となった大会の中で、採用率の高かったデッキを国家別に統計をとってみました。

集計結果はこのような結果になりました。どの国家も1位と2位の差が激しく、明確な環境が出来上がっているのが分かります。その中でもケテルサンクチュアリとリリカルモナステリオがあまり採用されておらず、特にリリカルモナステリオに至っては、ほとんど環境に食い込めていないことが分かりました。11月にリリカルモナステリオのブースターパックが発売されるまでは変化はないかもしれませんね。
さて、いかがだったでしょうか。今回はこのような集計結果になりましたが、新弾が発売されると環境も変化していきます。今後どのように変化していくのか、また改めて集計していきますので、次回の更新をお待ちください!
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