概要
開催日:2023年9月17日(日)
参加チーム数:32チーム(トリオファイト)
決勝ラウンド進出チーム数:8チーム(ライドライン選抜あり)
デッキ分布から考察
「戦略発表会」前の大会でしたが、やはりと言うべきか上位3デッキの使用数は全く変わらないという結果となりました。『ガーンデーヴァ』、『ウィリスタ』は5月27日のWGPデラックス大阪会場から今大会までずっとデッキ分布上位に残り続けるというある意味快挙みたいな結果を残しました。
今大会も使用率で見てみると前回同様大きく環境が変化したようには見えませんが、新たに『修行道具』が分布に載りました。前回までも決勝進出チームに使用者がいたりと先攻ならそのまま押し切れるデッキとして知名度があったデッキでしたのでとうとう多くの選手が使用してきたという印象でしょうか。
今回のデッキ分布は特に『ウィリスタ』は後半が強いという印象がありますが、多くは3,4ターン目でゲームを終わらせにいくデッキが多く居座った構図になりました。
どんどん前よりのゲーム展開となっている環境ですが、決勝ラウンドに進出したチームのデッキはどのような構成だったのでしょうか。
決勝ラウンド進出チーム
●決勝ラウンド進出のデッキ分布 参考までに
- 輝き満ちる光彩 ウィリスタ:4チーム
- 三日月宗近 極:3チーム
- 緋炎帥竜 ガーンデーヴァ:2チーム
- タランドゥスツヤクワガタ:2チーム
- ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド:2チーム
- 万民の剣 バスティオン・アコード:2チーム
- 全知の神器 ミネルヴァ:2チーム
- 凶眼竜 アマナグルジオ:1チーム
- 知恵の泉 エバ:1チーム
- 柩機の主神 オルフィスト・レギス:1チーム
- 加州清光 極 戦闘:1チーム
- 修行道具:1チーム
- 満開の大行進 リアノーン:1チーム
- 六角宝珠の女魔術師:1チーム
今回はいつも以上に決勝進出チームのデッキが被っています。特に注目は全勝チームのうち3チームが『三日月宗近 極』を採用しているという点です。全勝チームの使用デッキが被るとライドライン選抜に引っかからないデッキも必然的に増えますが、今大会は使用率2位の『ウィリスタ』、『バスティオン・アコード』が全勝にいなかったことが大きく影響して、5,6位のチームがその2つを採用しているにもかかわらず重複数0で決勝に進出しています。
前回の記事でも書きましたが、予選3回戦のみが理由で今まであまりなかったデッキも決勝に進出しているということはほとんどない環境となっています。もちろんあまり使われないデッキを使用し、相手が動きをわかっていないうちに倒しきるというデッキもありますが、そのデッキすら圧倒できるデッキが多いといった印象です。『修行道具』はわからないデッキに分類されるとは思いますが、これも先攻ならといった声があるので、どうしても後攻となった時に上位デッキには太刀打ちできないという形となっています。ただCBがあれば常に圧力を押し付けることができるのでメタ的な位置を維持しているのも間違いないです。
次戦、10月14日WGPデラックス東京会場、10月15日ちほうかっぷデラックス広島会場開催
次戦は2日連続で「WGPデラックス東京会場」、「ちほうかっぷデラックス広島会場」が開催されます。
弱音になりますが、全く環境が読めません。というのも、今後「天輪飛翔」、「リリカルブースター第4弾」が発売し、さらに「戦略発表会」で規制されるデッキがあり環境が大きく変化する可能性があるからです。
「天輪飛翔」ではアニメで使用される最後のカードが収録されるのでカードパワーの高そうなカードが入っていそうですね。この弾で強化されるデッキが環境を席巻するのか。人気の高いリリカルモナステリオのデッキが登場するのか。そのあたりも楽しみですね。
今回ばかりは最後の予想、考察は勘弁して下さい...
最後に
今後もWGPデラックス、ちほうかっぷデラックスが開催されるたびにデッキ分布や決勝ラウンド進出チームを見ながら予想や考察をしていこうと思いますので、共感できる部分や、自分はそうは思わないなど、いろいろな部分で参考になることがあれば幸いです。
これからも白帯会をよろしくお願いします。
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