概要
開催日:2023年10月14日(土)
参加人数:400~500チーム(トリオファイト)正確な数字はわかりませんでした。
決勝ラウンド進出チーム数:16チーム(ライドライン選抜あり)
デッキ分布から考察
戦略発表会での制限改定、「天輪飛翔」、の発売で事前のCS等では明らかに環境が変わりました。そして、その環境に前日発売した「リリカルブースター第4弾」から新登場したデッキや強化されたデッキが出てくるという全く予想ができない中での大会となりました。また、今まではある程度追っていけば予想ができた席順についてもほぼ白紙の状態で対面する必要があるという今までにはない大会でした。
参加チーム数も400チーム以上と様々なデッキが見られそうな予感がしますね。
では、決勝ラウンドに進出したチームのデッキはどのような構成だったのでしょうか。
決勝ラウンド進出チーム
大方の予想として『ドラジュエルド』、『ユースベルク』、『リアノーン』でデッキ使用上位3割を占めつつ、4キルを目指すデッキがその他大部分を占めるという予想で予選の結果を見ていました。特に『高松 燈』が上記3デッキに対して速さで上回っているということで事前評価も高かったので個人的には一番どれだけ決勝ラウンドに残るか注目していました。
実際はどのようなデッキが決勝ラウンド進出したのか見ていきましょう。
●決勝ラウンド進出のデッキ分布を参考までに
予選5回戦の結果から、各ブロック予選通過した16チームの中から気になる点をピックアップして見ていきましょう。
●A,Bブロック共に予選5回戦で全勝チーム数が5チーム
各ブロック200チーム以上いたみたいですが全勝チームは5チームとなりました。両敗で全勝チーム数が減ったということでしょうか。繊細なプレイングを求められる中で大型大会という緊張もあるでしょうから慎重になるのも無理はないかもしれません。日々練習する中で思考時間を減らしながら正解にたどり着く練習が重要なのかもしれませんね。
●現環境について 今大会は『ユースベルク』が一番多い
当たり前ですが前回のちほうかっぷデラックスのときから環境は大きく変化しました。周りでもこのデッキがtier上位と話題に上がりながらの大会でしたが、ふたを開ければ使用率も全勝チームにも一番多かったのは『ユースベルク』となりました。
使用している、対戦したことがある皆さんからすると判り切ったことでしょうが3ターン目にソウルに「反抗黎騎」3種類状態の制圧力は高いですし、揃ってなくてもペルソナを待たずとも一定の圧力はかけられます。序中盤で倒す性能は明らかに頭一つ飛び出しているので多くのファイターが選択するのは容易に想像できましたね。
また、少しレンジを遅らせた『ドラジュエルド』や『リアノーン』の使用率も高く決勝にも大勢残っていました。
そして、序盤からアグロしながらもリソースがなかなか枯れない『高松 燈』も後ろ寄りのデッキの対抗デッキとして多く使用されていました。
発売直後とはいえ『シャルモート』や『ラブラドル』といった新規リリカルモナステリオのデッキも大勢使用していたので、1強になっていない環境が続いています。
●前環境トップだったデッキはいかに
前環境まで使用率が常にトップ2にいた『ガーンデーヴァ』、『ウィリスタ』ですが、さすがに使用者はほぼいなくなってしまいました。依然として高いパワーは持っていますが、いかんせんデッキを安定させられるパーツを規制されたので大型大会で使用するにはさすがに安定感が落ちましたね。戦えなくはないが、この2デッキを使うより強化されたデッキを使うという選択になった感じです。
やはり規制は環境を大きく変えるものですね。規制を2回されてもなお上位入賞者がいた『えびす』はやっぱりすごいですよ。
次戦10月15日ちほうかっぷデラックス広島会場開催
この大会は私も白帯会メンバーとして参加しました。
この記事を書いているのもちほうかっぷデラックス広島会場が終わった後なのですが、東京会場の結果が出てからサークルメンバーと広島の環境読みをずっとしていました。
正直、使用率に関しては予想通りでしたのであとはどの対面めがけて席順を決めるかの話ばかりしていました。
最後に
今後もWGPデラックス、ちほうかっぷデラックスが開催されるたびにデッキ分布や決勝ラウンド進出チームを見ながら予想や考察をしていこうと思いますので、共感できる部分や、自分はそうは思わないなど、いろいろな部分で参考になることがあれば幸いです。
これからも白帯会をよろしくお願いします。
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