概要
開催日:2023年8月12日(土)
参加チーム数:80チーム(トリオファイト)
決勝ラウンド進出チーム数:16チーム(ライドライン選抜あり)
デッキ分布から考察
使用デッキ分布ですが、なんと前回の群馬会場から1~5位までの使用率は一切変わらずでした。現環境の立ち位置が完全に明確化されている感じがあります。もちろん使用率が高いデッキが必ず勝てるわけではないですが、世間の評価が反映されているのは間違いないですね。
それ以降の使用率は前回と比べて『クロノジェット』が減って、『オルフィスト・レギス』が増えたという結果となりました。最近『オルフィスト・レギス』はどんどんと評価を上げているデッキなので、ここでグラフに載るレベルまできたといった感じです。
使用率から環境読みの予想をしていくと、ある程度強いと言われているデッキは固定され始めていますが、特定のデッキに注目すると時間が経つにつれ評価が大きく変化する傾向があるので、次回も「夜天凶襲」で強化されたデッキには注目していきたいですね。
あくまで全体の使用率からの大方の予想ですが、実際に決勝ラウンドに進出したチームのデッキはどのような構成だったのでしょうか。
決勝ラウンド進出チーム
●決勝ラウンド進出のデッキ分布 参考までに
- 緋炎帥竜 ガーンデーヴァ:10チーム
- 輝き満ちる光彩 ウィリスタ:6チーム
- 万民の剣 バスティオン・アコード:4チーム
- 柩機の主神 オルフィスト・レギス:3チーム
- 怪雨の降霊術師 ゾルガ:3チーム
- 全知の神器 ミネルヴァ:3チーム
- 凶眼竜 アマナグルジオ:2チーム
- 加州清光 極 戦闘:2チーム
- 修行道具:2チーム
- タランドゥスツヤクワガタ:2チーム
- 新世代の美 エルミニア:1チーム
- 極光戦姫 セラス・ホワイト:1チーム
- 強欲魔竜 グリードン:1チーム
- 屍海の降霊術師 グレイヴ゠ゾルガ:1チーム
- クロノジェット・ドラゴン:1チーム
- 迫りくる牙 ケイオス:1チーム
- 封焔の巫女 バヴサーガラ:1チーム
- 樹角獣王 マグノリア:1チーム
- 三日月宗近 極:1チーム
- ユースベルク“破天黎騎”:1チーム
- みんなで歌おう ロロネロル:1チーム
決勝進出16チームのうち、『ガーンデーヴァ』が10チームで使用されているという結果に。さかのぼっていくとチーム数の少なかった札幌会場を除くと5/27の大阪会場から4会場連続で半数以上のチームが使用し、決勝進出最多デッキという形となりました。
次いで『ウィリスタ』、『バスティオン・アコード』と全体の使用率と同じ順という結果となりました。それでも使用数では『ガーンデーヴァ』と半数近くの差が出ているので環境的には『ガーンデーヴァ』の方が上にいるとみられている感じはあります。
今大会では予選4回戦が行われ、全勝チームが4チームという結果を見ると、階段の影響や時間切れ両者敗北があった可能性があります。全勝チームが少なくなると、ライドライン選抜対象デッキが減る可能性もあるので、1敗したからといって最後まで気を抜かないファイトをすることが大切ですね。特に2デッキ被りとなると今回も2チームが決勝進出を逃している結果を見ると、どのデッキでチームを組んでいようが全勝を目指していくことが重要になってきます。
今大会での個人的な注目点としては、2会場連続『修行道具』の決勝進出。そして優勝まで。さらに発売してから常に顔を見せている『タランドゥスツヤクワガタ』の存在です。
名称サポートやギミックを活かした速攻Vスタンドデッキが『ガーンデーヴァ』、『ウィリスタ』といったデッキ環境の中活躍しています。
今回の結果から特に『修行道具』を使うというプレイヤーも増える可能性があるので、これからのデッキ分布にも注目していきたいですね。
次戦、9月3日ちほうかっぷデラックスseason2鹿児島会場開催
次戦は、今年から会場に指定された鹿児島会場でのちほうかっぷデラックスとなります。Season1札幌会場と同じで32チームで3回戦8チーム上がりの大会ですのでまさかのデッキが突っ走っての決勝進出の可能性もあります。
さらに九州には白帯会メンバーも多く魔境と呼んでいるメンバーもいるので、データ収集班からするとデッキ分布が楽しみで仕方ありません。
予選3回戦、決勝3回戦と他の会場に比べて回数の少ないゲームとなるのでチームメンバーが負けてしまったときに他のメンバーがいかにゲームを落とさずにプレイするかが重要になりそうですね。
鹿児島会場もキャンセル待ちが発生しています。参加されるチームの皆さんは勝ちもこだわりつつ、大会も大いに楽しんで下さい。
最後に
今後もWGPデラックス、ちほうかっぷデラックスが開催されるたびにデッキ分布や決勝ラウンド進出チームを見ながら予想や考察をしていこうと思いますので、共感できる部分や、自分はそうは思わないなど、いろいろな部分で参考になることがあれば幸いです。
これからも白帯会をよろしくお願いします。
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