【デッキ解説】祝福の聖天使 アレスティエル(黒翼型)

フェスティバルブースター2023環境

目次

祝福の聖天使 アレスティエル(黒翼型)の特徴

Dスタンダード最初期のリリカルブースター第1弾「Lyrical Melody」で初登場した『アレスティエル』が新能力を得て再登場。
アレスティエル黒翼白翼のギミックを駆使して戦うライドラインになっています。

今回は黒翼を主体としたデッキの解説をしていきます。バインドゾーンをコントロールしながら相手にデバフを掛けスペリオルライド☆上昇で戦うデッキとなっています。

祝福の聖天使 アレスティエル(黒翼型)の評価

祝福の聖天使 アレスティエル(黒翼型)評価
・攻撃力 3.5
・防御力 2.5
・安定性 3.5
・速攻力 3.5
・持久力 2

祝福の聖天使 アレスティエル(黒翼型)の強い点

  • 山札確定サーチとスペリオルライドを備え、トリガー率を上げながら多くのゲームで理想盤面を形成させながらファイトできる。

祝福の聖天使 アレスティエル(黒翼型)の弱い点

  • 『エルケエル』がバインドゾーンを往復しない限りテキストをフル活用できない。そのために『フェナエル』コールが必須になり、白翼になった時に引けていないとフルスペックが出ない。

デッキレシピ

【G3】
祝福の聖天使 アレスティエル 3枚
双翼の大天使 アレスティエル 3枚
降り注ぐ歌声 エルケエル   4枚

【G2】
みつけてアン・ドゥ・トロワ ラルパカーナ 3枚
秘めたる宝 フェナエル          4枚
彼方への飛翔 チェルエル         1枚
ハウリングバラード ファナエル      1枚
天上リサイタル エマエル         4枚

【G1】
キミとふたりで セラフィエル  3枚
プライベートは塩対応 デシエル 3枚

【オーダー】
四精織り成す清浄の盾 1枚

【トリガー】
星 珠玉の一曲 エドウィーシュ 4枚
星 青空を舞う翼と アンティア 4枚
引 澄み渡る雪夜 ベレトア   3枚
治 柔らかな光 プルエル    4枚
超 神恩天唱 グリザエル    1枚

【ライドライン】
祝福の聖天使 アレスティエル
ありのままで輝く アレスティエル
逡巡の空 アレスティエル
白黒の個性 アレスティエル

採用理由

デッキ内の各カード採用理由を説明します。
また、他採用候補のカードも紹介します。

【祝福の聖天使 アレスティエル】
 メインV。
 黒翼効果持ち確定サーチとスペリオルライド含め、ペルソナライドでのパワー上昇が必須になるため最大枚数。

【双翼の大天使 アレスティエル】
 『祝福の聖天使 アレスティエル』からスペリオルライドする先のため採用必須だが、『セラフィエル』でデッキに戻すこともできるため3枚採用にしている。

【降り注ぐ歌声 エルケエル】
 このカードがバインドゾーンを往復しないとコンセプト上フルスペックで動けないので最大枚数採用。
 山上から直接バインドゾーンに置かれると最強。

【みつけてアン・ドゥ・トロワ ラルパカーナ】
 ペルソナライドが容易なデッキな上、黒翼はパワーが出ないという弱点を単体で補うことができるため3枚採用。
 ただし、黒翼効果持ちではないのでサーチができないことには注意。

【秘めたる宝 フェナエル】
 『エルケエル』をバインドゾーンに送るための必須カードのため最大枚数採用。
 このカードがリアガードに置けなくなった時点でコンセプトが崩壊します。

【天上リサイタル エマエル】
 ソウルからペルソナを回収したり、Rにいる『フェナエル』を回収したりと、強力なサポートができるので最大枚数採用。
 ブーストしないといけないのでG1の少ないこのデッキでは注意が必要。

【彼方への飛翔 チェルエル】
 特定のデッキのメタカード。使わない対面は手札コスト。サーチが可能なので1枚のみ採用。

【ハウリングバラード ファナエル】
 エマエルのブースター。『チェルエル』同様サーチが可能でタイミングも限られるため1枚のみ採用。

【キミとふたりで セラフィエル】
 V裏ブースター。『双翼の大天使 アレスティエル』をデッキに戻しながらスペリオルライド時に同時にスタンドするキーカードだが、それ以外は普通のブースターにしかなれないことと、デッキに奇数グレードを多く入れておきたくもないので3枚採用。

【プライベートは塩対応 デシエル+四精織り成す清浄の盾】
 守護者。減らす理由もないので合計で4枚採用。

【トリガーユニット】
 星8 引3 治4 超1
 星を最大投入。パーツを引かないといけないこともあり引トリガーを採用。効果付き星トリガーの2000上昇が強いタイミングもあるので『エドウィーシュ』は4枚必須。
【オーバートリガー】 
『リリカルモナステリオの超トリガー』を採用

【ライドライン】
 純正のライドラインが安定するため採用。

他採用候補カード

【クーリング・ハート ユイカ】
 今回は黒翼に重視してデッキを構築したため採用はしていません。採用すると『エルケエル』『フェナエル』の重要性が格段に上がります。

マリガンとライドコストについて

【マリガンについて】
 『フェナエル』、『エルケエル』が手札あれば最高の出だしができます。
 このデッキにおいて重要なのは山に残っている奇数グレードの枚数を少なくしていくことなので、無理やりセットをそろえるのではなく、『エルケエル』以外のG1,3はできる限り手札に抱えるのがいいでしょう。

【ライドコストについて】
 基本的に、『エルケエル』は1枚あればよく、黒翼になり続けることさえできればG2ユニットもサーチできるので、重なった『エルケエル』『エマエル』が第一候補となります。
 『セラフィエル』が手札にある状況だと『双翼の大天使 アレスティエル』をコストにしてもいいです。

基本の立ち回り

ここでは1~4ターン目までの基本的な立ち回り方を説明します。
対面次第で動きが変わることがありますので基本的な動きとさせていただきます。

【1ターン目

Vのみで攻撃。『双翼の大天使 アレスティエル』をライドコストにした場合、V裏に『セラフィエル』をコールしてブーストする。(後攻)

【2ターン目】

『フェナエル』『エルケエル』をバインドゾーンに送り、星上昇させ10000要求を取るようにブーストを付けてアタック。このとき、先攻でダメージがすべて裏になる場合『フェナエル』は後列に置いた方がいいです。

【3ターン目】

CB1以上あるようにダメージを調整する。サーチなどを使いメインフェイズで両翼とも効果を使用できる状態にして『エマエル』をRに出しバトルフェイズに入ります。

【アタック順】
1.ヴァンガードでアタック

2.ダメージトリガーで攻撃が止まらないようにアタックしていく

【ポイント】
3ターン目はよほどダメージをもらっていない限り、スペリオルライドのCB1以外使わないように。
最後ペルソナライドが手札にない場合『エマエル』のスキルで、ソウルのペルソナを回収する。

【4ターン目】ペルソナライドターン

ペルソナライドをし、3ターン目と同じく両翼にする。
前列Rに『エマエル』or『フェナエル』、『ラルパカーナ』をコールする。

【アタック順】
1.ヴァンガードでアタック

2.スペリオルライド後、ヴァンガードでアタック

3.『エマエル』or『フェナエル』でアタック

4.『ラルパカーナ』でアタック

『ラルパカーナ』スキルでの戻すカードは次ターン用に『フェナエル』とV裏『セラフィエル』にする。

このデッキはほぼ必ず『祝福の聖天使 アレスティエル』にペルソナできるという利点があります。
そのうえで山札サーチがありデッキのトリガー率を上げることもできます。

しかし、ペルソナでのドローや毎ターンのバインド、山札サーチとデッキを削るスピードが速いため、5ターン目で決めきれないとLOしますので、理想盤面をしっかり作ってトリガー率を上げ殴り切ることが重要になります。

そのためにも『エルケエル』をバインドゾーン往復させることや、『双翼の大天使 アレスティエル』が山札に残っていることが重要になるので、『双翼の大天使 アレスティエル』『フェナエル』の残り枚数には常に気を付けるようにしましょう。

まとめ

「アレスティエルデッキ」の紹介をしてきましたが、「Lyrical Melody」発売から人気のカードですので、新しく作ってみたいという方の参考になれば幸いです。

『クーリング・ハート ユイカ』が高いけどアレスティエルデッキを組んでみたいという声もありましたので、今回は『クーリング・ハート ユイカ』不採用で完全に黒翼に寄せた安定したデッキを解説させてもらいました。「アレスティエルデッキ」は完全に白翼に寄せたデッキやバウンスを採用した両翼など様々な形がありますので、またいろいろなデッキの形が知りたいとお声がけがあればその都度デッキ解説していこうかと思います。


プレイングや構築についての質問に関してはお答えしますので是非お問い合わせフォームによろしくお願いします。

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この記事を書いた人

石川県在住VGP
白帯会 運営
メインデッキは『アレスティエル』というくらい『アレスティエル』大好きです。

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